福島研修2日目
“女性防災リーダー研修”参加者といく東北被災地視察…。
午前中は福島県浪江町地域スポーツセンターにてグループごとに1日目の振り返りを行いました。皆さんいろいろ話し足りなかったようで大変盛り上がりました。
その後、東日本大震災・原子力災害伝承館を見学。
はじめに東京電力福島第一原発事故の様子が大画面に映し出され、館内には原発が造られた歴史や事故当時の様子…復興に向き合ってきた証を資料として残してありました。皆さん一生懸命見て歩き時間が足りないくらいでした。
隣の産業交流センターでは“いわき放射能市民測定室たらちね”さんの講演を聴きました。与えられた情報全てを鵜呑みにする事なく自分達が正しいと思う情報を得ることの大切さを教えてもらった気がします。
その後南相馬市に移動し、“多文化共生センターSAKURA”の活動をお聞きし、災害後の人口は12年かけて高齢者の人数はほぼ戻ってきたが働き手やこども達の人数が半分になった事などお話いただきました どこも人手不足で大変な様子です。
夜は、社協の佐藤清彦さんの講演や昨年3月に南予文化会館に来てマーチング演奏をしていただいた“Seeds+(シーズプラス)”の「子ども達によるこども食堂」の心温まるおもてなしを受けました。本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
また宇和島市、南相馬市両市長も駆けつけてくださりお互い被災した町として交流ができました。
“百聞は一見にしかず”
という言葉の通り、実際に東北に来てみて参加者の皆さんの心にはズシンと響くものがあったようです。